2012年1月14日土曜日

『100,000年後の安全』



『ある日、人類は新しい火を発見した。その火は、強力すぎて消す­ことができなかった。』

放射性廃棄物が生物にとって無害なレベルになるには最低10万年、この映画は使用済み核燃料を10万年保管する為の施設、フィンランドにある最終処分場『オンカロ』(洞窟、空洞、渓谷を意味する“隠された場所”の意)のドキュメンタリー。
この『100,000年後の安全』のインタビューを受ける専門家たちは、10万年…それまでの間どうやってこの施設のことを未来の人たちに伝えるか?という問題に直面していました。
言語が違うかもしれない、戦争や自然災害、人為的に人が掘り起こしてしまうかもしれない。誰も想像できないほど先の未来の人々にどうやってこの場所が危険か、入ってはいけない場所か、伝えればいいのか?
今必要な電気を生み出す為に10万年先の未来までこの放射性廃棄物を残してしまう。原子力が必要か必要じゃないか?推進する人もしない人も、知っておかなければいけない事実。

この施設は2020年に使用済み核燃料が搬入され、約100年後に満杯になり、最終的には完全にコンクリートで蓋がされる計画みたいです。ドキュメンタリー映画『100,000年後の安全』 レンタルできるので是非。

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